全国模試や学校の定期試験をないがしろにしてはいけません。

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全国模試や学校の定期試験は強制的に受けさせられることがほとんどでしょう。そのためか全くの準備無しで試験に臨み、適当に問題を解くのみならず、結果に関しても「できた」or「できなかった」くらいにしか興味を持たない生徒がいます。

もし、あなたに心あたりがあるようでしたら、是非次の格言を心に留めてください。

  • 人は本番をコントロールすることはできない。人がコントロールできるのは予行演習のみである。

この格言は演劇などの舞台を想像してもらえば分かりやすいかもしれません。特別な才能をもたない普通の人が一切練習を行なわずにぶっつけ本番で舞台に挑んだらどうなるでしょうか。

予期しないことがおき、頭に血がのぼってしまい、自分自身の行動がうまくコントロールできず、時計だけが冷酷に時を刻んでいく。たいていの人はこれに近い状況に陥ることでしょう。

本番はプレッシャーなどを含めて、普段よりも悪条件です。このことはあらかじめ想定しておいてください。

では、どうすればよいか。

極論するならば、本番になって頭を働かしているようではだめです。本番ではこれまでやってきたことを淡々とこなしていくようなもの、それくらいの心持ちで挑んでください。

高いプレッシャーを受けている状況下では何気ない普段の行動が表にでてきます。つまり、普段の全国模試などで適当に問題を解く習慣がついてしまっていたならばorすぐにあきらめるような癖がついてしまっていたならば、本番でも同じようなことをやってしまうでしょう。

だからこそ、本番で成功させたいのならば、予行演習たる全国模試や学校の定期試験に対しては、本番と同じように用意周到な準備を行い、最後まであきらめずに問題を解く忍耐力をつけ、結果もちゃんと分析しなければいけないのです。未来の自分を救うような気持ちで取り組みましょう。

2008.02.28公開


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